AIの真価は"マインドセット"にあるーSAFe AI Summit Day1で感じたこと

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SAFe AI SummitのDay1が終わりました。中でも印象に残ったのは、Laks Srinivasan氏によるClosing Remarkです。今回は、そこで語られたメッセージと、自分なりに感じたことをお話ししたいと思います。

AIと向き合う上で最も重要なのは、マインドセットである

Laks氏の話の核心は、企業に新しい価値創造をもたらすのは、AIを使ったオペレーションの効率化の追求ではなく、マインドセットそのものだ、というメッセージでした。

AIと向き合う上で最も重要なのは、ツールを使いこなすスキルだけではなく、そのマインドセットを持つことだと語られていました。AIは単に生産性を上げるためのものではなく、多様な事業価値を創造するために存在する。この視点は、これまで自分が漠然と感じていたことを、明確に言語化してもらえたような感覚がありました。

「左脳的」な使い方と、「右脳的」な使い方

この話を聞きながら、AIの使い方には二つの側面があるのではないかと考えています。

一つは、予算配分や業務設計を指示するといった、いわば「左脳的」な使い方です。これはこれで重要ですが、AI活用の議論はどうしてもこちらに偏りがちです。

もう一つは、直感的なアイデアや創造性で事業を生み出す、「右脳的」な感覚でAIを使いこなすという側面です。決められた業務を効率化するのではなく、まだ形になっていない事業の可能性を、AIとの対話の中から引き出していく。こちらの使い方は、まだあまり語られていないように感じます。

そして、この右脳的な領域にこそ、AIの限界と、人間の本質的な価値が同居しているのではないかと思っています。効率化の先にあるものを問い直すことは、AIではなく、人間にしかできない仕事なのかもしれません。

明日の基調講演への期待

この右脳的な側面については、明日予定されている"Output to Outcome"という基調講演の中で、さらに深く語られるのではないかと期待しています。アウトプットの量ではなく、アウトカムー実際に生まれる価値そのものに焦点を当てるという視点は、今日感じたマインドセットの話とも重なる部分が多いように思います。

スタートアップも大企業も関係ない

一日を通して感じたのは、リーダーに求められるAI-Native Training by Scaled Agile, Inc.が扱う感性は、スタートアップだから、大企業だからという区別とは関係のないものだ、ということです。

規模の大小にかかわらず、マインドセットとして何を大切にするか。ここが問われている一日でした。