製造業の現場では、一つの案件が営業・受注・生産という複数の部門をまたいで進んでいきます。それぞれの部門は日々きちんと業務をこなしているにもかかわらず、案件全体を通してみると、どこかで情報のつながりが途切れていることがあります。
今回は、その「途切れやすいポイント」について整理してみます。
つながりが途切れやすい3つのポイント
①営業から受注への引き継ぎ
商談の中でお客様と交わした細かい条件や要望が、正式な受注情報として記録される段階でこぼれ落ちてしまうことがあります。
商談の中でお客様と交わした細かい条件や要望が、正式な受注情報として記録される段階でこぼれ落ちてしまうことがあります。
②受注から生産への引き継ぎ
受注が確定したタイミングと、生産現場がその情報を把握するタイミングにズレが生じることがあります。
受注が確定したタイミングと、生産現場がその情報を把握するタイミングにズレが生じることがあります。
③生産の進捗が、営業に届かない
現場では順調に進んでいても、その状況が営業側にリアルタイムで共有されていないと、お客様への即答ができません。
現場では順調に進んでいても、その状況が営業側にリアルタイムで共有されていないと、お客様への即答ができません。
なぜ途切れるのか
これらのつながりが途切れる原因は、担当者の怠慢ではなく、部門ごとに使っている情報の置き場所が違うという構造的な問題であることがほとんどです。
営業はメールやExcel、生産現場は紙の指示書や別の管理表ー それぞれの部門にとっては使いやすい方法でも、部門をまたいだ瞬間に情報の受け渡しに手間がかかります。
つながりを保てている会社の共通点
案件の情報がスムーズに流れている会社では、一つの案件について「どこを見れば今の状況がわかるか」が、部門をまたいで共通認識になっているという特徴があります。
必ずしも高度なシステムを使っているわけではなく、「この案件の最新情報はここに集約する」という運用ルールがシンプルに徹底されているケースも多く見られます。
まとめ
情報の途切れは、特定の部門の問題ではなく、部門間の"つなぎ目"に生まれるものです。まずは、自社の案件が営業・受注・生産のどの段階で情報が止まりやすいかを、洗い出すところから始めてみてはいかがでしょうか。