デジタルマーケティング担当の東百合(あずまゆり)と申します。
弊社がスポンサーをさせていただいた8月17日、18日、19日の3日間 米国ニューヨークで開催されたDrupal(ドルーパル)デカップルドデイズ の動画が上がっています。
YOUTUBEへのリンクは、こちらになります。
今回、最も印象に残ったセッションの一つで、エスティーローダーのグローバルスタッフ向け教育システムの事例をご紹介させていただきます。
Marrying Decoupled Drupal and a Global Learning Experience Platform
化粧品メーカーのエスティー ローダーの発表では、デカップルドアーキテクチャへの移行を進める理由は、下記がデカップルドアーキテクチャは特徴を備えているからだと指摘しています。
●拡張性
●再利用
●柔軟性
エスティーローダーの教育システムは、ビューティーアドバイザーと呼ばれる店舗スタッフを中心とした向け教育システムでグローバルに展開する10万もの異なるシステムから構成されています。また実現端末は、スマホアプリ、ウェブ、チャットボット、AR/VR、スマートテレビ、ウェラブルデバイスなど、複数にわたります。
その為、Drupal7で構築されたこれまでのウェブベースの教育システムを、2017年11月より、1年以上の歳月をかけて、デカップルドアーキテクチャを採用し、フロントエンドをReactのアプリケーションに移行させています。フロントエンドシステムを、マイクロサービス化することに、再利用できるようになり、素早くアプリケーションを展開することが可能になります。
このセッションでの興味深いところは、ウェブシステム以外のAR/VR、チャットボットなどの新たなデジタル体験の提供ニーズを満たすために、あえて投資を行いながら、デカップルドアーキテクチャへと移行しているところだと思います。
Drupalが従来のCMSから、DXP(デジタル体験プラットフォーム)のコンテンツレポジトリ(格納庫)として利用されている事例でした。
もしデカップルドアーキテクチャについて、より詳しく知りたい方は、下記からお気軽にお問い合わせください。